もう春になってバンクーバー在住歴も2年目に突入する。
滞在するという面では、千葉・熊本・東京・名古屋・トロント・バンクーバーと6都市目。
そして学生寮・一人暮らし・ホームステイ・シェアハウスと
振り返ると色々な場所で様々な住み方をしてきたな。
次はアフリカで野宿とか経験してみたい。
いやそれは死ぬか。
今回はよくある質問に自分なりの意見をカジュアルに答えるという記事。
実はひっそりと留学サポートの仕事を単発でやってたりして、
渡航前の相談とか、まず留学するかどうかの相談に乗るとかやってるんですね。
その中で、質問されることはけっこう同じようなことで
みんな同じようなこと気になってるんだろうなと感じてます。
留学エージェントはいいことしか言わないから
自分は本音を包み隠さず言うしここに書く（笑）
まぁ留学エージェントもビジネスなので、悪いことを言えないのはわかるけど、
もっと留学の闇の部分を伝えてくれたら心の準備できたのにな！
って思うことが多々ある。（自分は）
なので現場からリアルをレポートする感覚で書いていきます！
今回は特に社会人の人から多く受ける質問について！
Contents
一年の留学で英語ペラペラになる？ならなかったら行く意味ない？
これはワーホリを考えてる人からよく受ける。
まぁ正直ペラペラになるのは一年じゃ足りないとは思います。
”ペラペラ”をネイティブスピーカーレベルと定義すると。
これは年齢やセンス、努力量なども影響するけど。
語学ってのは厄介なものですほんとに。
留学エージェントは「一年もいれば大丈夫‼」っていうけど、
実際問題、一年でネイティブレベルに行くのは至難の業。
確かに英語力はめちゃ伸びるけど、もうペラッペラに話せて洋画の字幕もいりませんって人見たことない。
いたら紹介してほしい（笑）
ネイティブみたいに話せないなら行く意味あるのか？
それに関しては、
留学って英語だけが全てじゃない。
言語も文化も違う環境に一人で飛び込んで
仲いい友達や家族とも会えない。
メンタルなんて何百回も折れそうになるし、
言葉が通じなくて悔しかったり恥ずかしい思いも何千回もする。
そんな中で一年も生活する。
その経験は人を強くするし、異文化の中での生活は価値観や考え方が広がる。
だから英語がどうこうってよりもそこに意味を見いだせればいいと思う。
英語に関しては、一年過ぎてもっと伸ばしたかったら日本に帰っても十分できる。
本場の英語にも触れてるしモチベーションもあるはず。
たまーに耳にするのが、就活での面接官がワーホリに対して良いイメージを持っていないとか
ワーホリを馬鹿にする人がいると。
そういう人はだいたい海外未経験者だ。
食べたことないのに店の外観だけ見て「ここはまずい」って言うような奴だ‼
一年海外で過ごして何をして何を得たかが重要なのに、
ワーホリと聞いただけで”遊び”と認定してくる人がいる。
そんな人に会ったら、
「お前が一回行ってこい。調子になるな。」
と言うか思うかしましょう。（笑）
という自分もまだワーホリビザを使ってない、今のビザが切れる前に申請せねば。
帰国後のこともしっかり計画立てた上で留学した方がいい？
社会人であれば誰もが気になること。
これに関しては、
立ててた方がもちろん良いけど、曖昧でもまぁいいんじゃないかな。
という自分の考え。
っていうのも、僕も出国前に帰国後のことは考えなきゃと思ってて、
「帰国後はこういう感じの方向性でいこう」
と決めていたのですが、
実際海外で生活するとこれがどんどん変わってくる（笑）
あれ、こういう道もありだな。とか
この方向性もありじゃないか！とか。
良くも悪くもブレまくってくる（笑）
海外では色んな人に会って色々な経験をするので、
視野が広がるんですね。人生においての。
なので、確固たる決意があるのは素晴らしい。これを持てることはすごい。
ただ、イメージはあるけど確固たるものではないって感じでもいい。
海外生活で興味のあることに飛び込みまくってたら
けっこう変わってくる。（笑）
キャリアにブランクができて、転職は大丈夫か？
大丈夫なんじゃないかな、うん、いいっしょ別に。
ごめんこれは適当に言ってるわけではない（笑）
日本で転職活動とかまだしてないから、はっきりとは言えないだけ。
てかブランクって言葉が悪い。
数か月から数年の期間でこれまでと違ったことに挑戦するわけだから
人生のインターンシップみたいな言い方がいい。
人生のインターンをして、新しい世界を見て新しい価値観を得て、
何が自分に合ってるか考えて今後のキャリアを決めようと。
人生のお試し期間。
前向きに捉えよう（笑）
転職時には、海外生活で得たものをちゃんと言語化できるようにしとけば大丈夫なんじゃないかな。
あと頑張れば海外でもキャリアは築ける。すごく大変だけど。
自分の考え方・行動次第！
留学する覚悟がまだ、、。会社とか彼女のこととかで、、。
覚悟が決まったら行こうか。まだならやめとこ。
ってなる（笑）
気持ちはわかるけど、今の生活を捨てる覚悟がないと海外では生きていけない。
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てることができる人間だ」
って進撃のアルミンも言ってたしね。
人生何回目だアルミン。
何かを変えたくて、何かを得たくて海外に行くのなら、
大事なものでさえ捨てる覚悟を持たなければならない。
ポケモンも新しい技を覚えるには何か技を1つ忘れさせなきゃいけないのと同じ。
ん、同じかな？まぁいいや（笑）
よく留学エージェントのYouTubeとかで
「とりあえず迷ったら行こう‼」
みたいに言ってるけど、迷ったまま行くのも怖くない？って思う。
多くのものを犠牲にする覚悟を決めて
「帰国後のことはまぁわからねぇが覚悟は決まった」
の意気込みになればGOですね。
日本人との関わり方はどうすべきか？
これは難しい。
特に社会人は日本での生活を捨てて、自分で働いて貯めたお金を使って海外に来るから
なんとしても英語を上達させたいって意気込みが強い。
自分にあった接し方はあると思うけど、
境界線を自分で決めればいい。
ずっと日本同士でいるのはよくないし、
かといって日本人を完全に相手にしないのはそれも損する。
ずっとは一緒に居ないけど、たまに話す。
困ったこととか助けが欲しい時とかは特に日本人の友達は強い！
できるだけ英語環境にこだわった行動をして、
何か困ったりストレスが溜まったら、
日本人の友達と思いっ切り話す！ストレスを出す！
自分はこんな感じにしてる。
人には人の距離感があるので、それを見極めてく。
日本人とは絶対にこの距離感がいいってのはない気がする。
自分でこんくらいの距離感がちょうどいいって判断していくのがいい。
学校ではできるだけ日本語を話さないようにしてたら
話しかけづらいオーラを放ってしまい自分のキャラがわからなくなる時もある（笑）
それはしょうがない。
それでも仲良くしてくれる人はいたから感謝だ（笑）
家や仕事はすぐ決まるか？
決まらん。（笑）
これは光の速さで即答してる（笑）
自分もエージェントと話してる時、
家も仕事も簡単に決まるテンションで話されたから
現実を目の当たりにして度肝を抜かれましたね（笑）
なぜこんなにも需要と供給があってないのか
不思議で夜も眠れない。
Indeedから応募しても返信が来ないので
「これはIndeedが壊れてるんだ。受信できないようになってるのかもしれない。」
と勘違いするくらい（笑）
まぁでも簡単にうまくいく人もたまにいます。
だから難しいものなんだと認識しておくだけでいい。
上手くいったらラッキー程度の心構えで行くのをおすすめします。（笑）
と色々紹介したが、ひとまずここで一旦区切ろう。
第二弾はたまにある質問みたいなのにしようかな。
留学については現地で経験した人に聞くのがおすすめ！
それも最近行ったか、現在滞在してる最新の情報を持ってる人。
現場で経験した人にしかわからないことがたくさんあるし、
メリット・デメリットの本音を聞ける。
一番重要。
現場からは以上です！
