なんか重そうなタイトル笑
まぁそんな重い話ではなく、ただ単に最近思っていること。
なんか小学生の頃から「人はみんな平等」って教えられてきたけど、大人になるにつれて「なんか違くない?」と疑問を持ち始め、
海外に出て確信に変わった。
この世界に平等など存在しない。
生まれた国、家庭、宗教、時代が違うだけで全然人生が違ってくる。
奴隷貿易が盛んだった時代、奴隷の家系で生まれた人は生まれながらに奴隷で、自由を完全に奪われていた。
第二次世界大戦中、ナチスドイツのユダヤ人迫害によって当時のユダヤ人は生きるか死ぬかの選択まで他人に握られている状況だった。
社会主義国として知られているキューバは1%の富裕層、10%の中流層、89%が貧困層になっていて、政治家やその家族だけにお金と物が集まり、
多くの国民はあり得ないくらいに低い給料で、日々生きていくだけ精一杯の過酷な生活を強いられている。
その点自分は、大学まで何不自由なく教育を受け、就職をして今はカナダで暮らすことができている。
多くの選択肢があり、自分の意思で人生を決めていける自由があった。
でも同じ地球に住んでいるのに、自分のような選択の自由がない人も数え切れないほどいる。
挑戦したくてもできない人がいたり、生きることさえ許されなかった人達もいた。
それを思うと、何にでも挑戦できるこの人生を無駄にはできないなってなる。
カナダで生活してて、色々なバックグラウンドを持った人と話したり、自分でも格差や平等の問題について調べてきた。
そして自分がいかに恵まれているか、普通の生活がいかに幸せかに改めて気付かされた。
この世に全員が皆平等にハッピーになれるなんていう夢物語は存在しない。
誰かが得をすれば必ず損をする人が出てくる。
自分一人の力じゃこの世界を変えることなんてできないけど
せめて自分の言葉や行動で一人でも多くの人にプラスの影響を与えられたらなって思った。