最近バタバタしていて、久しぶりの更新になってしまいました、、。
忙しくしている間になんとカナダに来て1年が経っていたようです(笑)
年をとる度に1年が過ぎる速度が上がってきている気がする。怖い。
出国してからもう1年経ったのかと感慨深い気持ちになっている今日この頃。
今回の記事では「1年経って思うこと」をまとめていこうと思います。
考え方とか価値観の変化、英語がどれくらいできるようになったとか。
仕事を一旦休憩して1年くらい海外に行きたいなって人は、海外に一年住むとどんな変化があるのか参考までに読んでみて下さい!
精神的に強くなった
まずメンタル面でだいぶ強化されたなと感じます。
元々メンタル面で言うと丈夫な方で、嫌なことがあってもあんま気にしないし寝たらすぐ直るって感じでしたけど
さらに強くなったなって思います(笑)
過去の記事でも紹介した通りカナダでの生活はトラブルが常だし、日本では簡単に対処できることでもカナダでは何倍も労力を使ったりします。
色々な困難を乗り越えてくうちに、多少何か問題が起きても
「まぁなんとかなるでしょ。死ななければOK」
みたいな図太さになりますねほんとに。
英語に関しても最初の一年は特に苦労することが多いです。
カナダに来る前は「英語話せる人ってカッコいいな」と楽観的に思ってましたが
英語が話せるようになるまでの道のりは物凄くカッコ悪いことの繰り返しだなと感じます。
伝えたいことはあるのに言葉に詰まったり、頑張って伝えようとしても何言ってるかわからないって言われるし、速いテンポの会話に置いてかれるし、数え切れないほど間違えます。
そんなカッコ悪い自分ととことん向き合って少しづつ乗り越えていく。
そうしていく内に語学的にも人間的にも成長していくんだと思います。
日本ではできない経験をして、多くのトラブルや失敗を乗り越えていく内に精神的に強くなった1年でした。
異文化理解が深まった
カナダは言わずと知れた多民族国家なので色々な国の人接する機会が多いです。
なので自然と異文化理解は深まる。
ラテン系の人はこういう考え方なんだとか、ヨーロッパの人も国によって価値観とか行動がそれぞれ違うんだなーとか
自分の中の地図が広がったような感覚ですかね。
その上で日本の人や文化の良い面・悪い面を考えさせられました。
なにか興味深いこととか友達と話しておもしろかったことはメモするようにしています。
「ラテン系は基本遅刻する、意外と人に合わせて動く、マジでクラブ好き」
たぶんトロントにいる時にメモしたやつ笑笑
これは悪口じゃなくて、本当にそういう文化なんだなってていうただの感想です(笑)
1年前とは比にならないくらい異文化交流の経験や知識はつきました。
これからももっと自分の地図を深く広くしていけたらなと思います。
英語力について
留学して1年、英語についての正直なところは、
確実に向上した、けどまだ理想とは程遠い。
って感じかな。
なるべく英語環境に身を置いて、日本語を排除する(?)努力をして、成果があったと感じる反面、まだ足りてないなって思う点もあります。
伸びを感じる点
生活してて困ることはないし、道を聞かれても躊躇いなく説明することもできます。
話す速さもだいぶ速くなったし、関係代名詞も使えるようになってくるって感じですかね。
例えば
I have Mexican friends. They can speak English very well.
という文を
I have Mexican friends who can speak English very well.
というような文字に起こして書くと超簡単なことが話すとなると関係代名詞のwhoが出てこなくて最初は文を区切っていました。
スピーキングの伸びを感じる瞬間の一つは関係代名詞を使って分を長くできた時ですね(笑)
これできると感動します、自分今長い文を話せたくね!?みたいに(笑)
※といってもまだまだなので練習中です:)
発音もジャパニーズアクセントは抜けてきたかなと感じます。完全ではないけど。
カナダに行く時の飛行機で「コーラ プリーズ」と言ったのにコーヒーが出され、気づかず飲んで盛大にむせるといったドッキリみたいなことはもう起きないでしょう(笑)
※色が同じだから気づかないよね(笑)
まだ足りてないなって点
ネイティブの人(特に若者)同士が話すときの早い会話にはまだついていくのは難しいなって感じます。
なので洋画を字幕なしで完全に理解できる領域には達していないですね。
ディズニーとか簡単な英語を使う映画は字幕なしでも大丈夫ですが、
アニメじゃない洋画になると拾えた単語である程度の状況は理解できるけど詳細はわからないといった感じです。
1年カナダに住めば洋画くらい簡単に見れると思っていたのですが大間違いでした(笑)
あとはビジネス英語や深い会話に関してはまだまだ苦戦しますね。
おそらく留学して1年が経つ頃ってこの壁に当たる人が多い。
ウクライナ人の友達に「日本の興味深い歴史教えて!」と言われて江戸時代の”鎖国”について説明しようとしたのですが、
伝えるのにだいぶ苦戦しました。
ボキャブラリーもそうですが結論ファーストの話す順番とか同じ単語を使うのはなるべく避けるべきという英語特有のルールを気にしているとやっぱり難しい。
「もう1年いるんだぞ、なんでもっとスラスラ話せないんだ自分」
とまぁ自分に絶望しながらも、これが現実だ練習するしかない。と自分と闘う日々です。
なので最近はシャドーイングに加えて歩きながら英語で独り言、自分でトピックを決めてそれについて深堀って話す練習をしています。
これが英語に関する正直なところですかね。
考え方・価値観
日本にいる時よりも、もっと自分に誇りを持って生きていこうという考え方が強くなった気がします。
遠慮することが美徳とされている日本の環境で育っているとエゴの出し方がわからなくなります。
ただ海外の人ってすごく自己主張するし謎に自信を持ってる人が多い!
授業中も「マジ任せろ俺頭いいから」とか普通に言うし、服とか褒めると「でしょ!わかってるよ俺センスあるんだよ!」
的な感じで。
自分を蔑むような発言はしなくて、自己肯定感が高いイメージ。
なので自分も最近なにか挑戦する時には「自分できます、自分だったら成功させられるので、割とマジで。」といった感じのスタンスを取ってます。
まぁもしできなさそうだったらそん時は周りに助けを求めてなんとかしよう。
と軽く構えてます(笑)
あとは他人に何を思われようと割とどうでもいいっていうマインドが強くなった。
最近はこのブログだったりボランティアの活動だったりで自分から発信していくことを積極的にしています。
去年の今頃は発信することに対して「あいつなに言ってんだ」って思われるかなーと心配していた面もありましたが、
やり始めてみるとDMとかコメントで嬉しい言葉かけてくれる人が多くて
”こんなにも読んでくれてプラスの影響与えられてるじゃん。応援してくれる人を大切にしていけばいい。悪く言う人はどうでもいい、気にするだけ無駄”
という感じで生きています(笑)
(コメントは非公開にしてるけど読んでるしインスタのDMも本当嬉しくて一気に元気でる!!)
何をするにしても、周りの目は割とどうでもいいというスタンスは生きてて楽ですね。
そして周りの人もそんなに自分のことを見てない(笑)
自分が勝手に意識してただけで、意外と見てない。だから自由でいい(笑)
海外に行くと性格が変わるって聞いたことあると思うけど、
性格というか考え方が変わって行動が変わってくる。
だから性格が変わったように見えるのではないのかと思います。
自分自身の感覚で言うと、考え方とか価値観は強化されたり変わったりしましたが、根本の性格自体は変わってないです(笑)
1年間留学しても、性格自体は変わったようで変わってない。
ただちょっとしたマインドセットの部分が変わったなぁという感じですね。
あくまで自分の場合は!
以上ですかね、留学して1年経ってどうだった?と質問されたら浮かんでくるようなことは。
あ、あとどんどん結婚していく友達をSNSで見て「あれ、おまえもか。大丈夫かな自分。」となることが多いくらい(笑)
まぁこれもなんとかなるでしょう。たぶん(笑)
それでは!