カナダに来てから半年、やっと自由な時間ができたので意を決して向かった先は、コスタリカ!!
なぜコスタリカかというと、以下の条件がぴったり当てはまったからです
1,日本からは行きにくいけどカナダからなら行きやすい場所(今しか行けないような場所)
2,比較的治安が良い国(国内デモや刺殺事件が多発している国はさすがに怖い)
3,自然が豊かで緑に囲まれてのんびりできる国(デジタルデトックスがしたい)
本当はキューバに行って社会主義国のリアルに触れたかったのですがビザの問題で断念。
(キューバに入国すると今後アメリカに行く際にビザが取りにくくなるので注意してください ※2023年4月現在の情報)
☆アメリカ大使館からの発信
https://twitter.com/usvisatokyo/status/1582247732797837312
なので今回は条件にあったコスタリカへ!調べてみるとそこは中南米の楽園なんだとか。
その中米の楽園と呼ばれてる国の実態に迫るべく弾丸旅スタート!
コスタリカについて
あまり一般的に知られていないこの国。
おそらく、
「サッカーのワールドカップで日本が試合してたな。あ、てか地味に負けた試合か。」
という感じのイメージを持っている人が多いと思う(笑)
日本人からすると少し影の薄いコスタリカ、
実は世界幸福度ランキングで3回も1位になっている国なんだとか。(2023年は15位)
幸福度が高いと言われてる理由はいくつがあるけど、たぶん一番大きな理由は、
常備軍を持っていないこと。
永世中立国としていかなる戦争にも参加しないことを憲法で定めているんです。
そして軍事費を教育費に充てることで国民の教育に力を入れている国。
スローガンは”兵士よりも多くの教師を”だそうです。
いや、素晴らしいぞこの国は。
また、自然を守ることにも注力して国民に安らぎを、そして全ての生物に安全を届けている。
自然も豊かで、政府が教育に力を入れてるとなれば、
そりゃ幸福度上がるわって思いますよね。
早速上陸!首都サンホセへ
海外のLCCを自己乗り継ぎ、深夜到着なので初夜は空港泊となかなかのスタート(笑)
空港からバスで30分程度で首都に到着。料金は日本円で100円ほどとリーズナブル。
10分に1本くらい出ているので空港から都心へは行きやすい!
移動の疲れと睡眠不足の為、この日は首都を散策することに専念。
学生の時にいくらオールしても次の日普通に活動してたことが考えられない。
あの体力はどこから来ていたのか(笑)
コスタリカの首都サンホセは山々に囲まれた小さな都会ってイメージ!
小さな都会といえど、多くのレストランや売店ですごーく賑わってる。
音楽とか奏でちゃったりして人々は自由に暮らしています
なんとも立派な郵便局
後ろに現代的な大きいビルがありながら
郵便局はレトロな雰囲気を残していて
現代と過去が混ざり合っているとこも首都サンホセの魅力だなと。
そしてここが有名スポット、セントラル市場!
市場感満載!!
お土産を買ったり本場のコスタリカ料理を屋台で楽しめる。
しかし屋台の人は特にスペイン語しか話せない!
注文の際にスペイン語で話しかけられ、
「I can’t speak Spanish!! Please English!!」
と何回言っても、普通にスペイン語で続けてくる、、。
おそらくトッピングの話をしてる。これが本当に容赦ないスペイン語。
「だから俺はわからないよっ!」って言ってニッコリ笑い
結局全部任せて出てきたのがこちら
なんかの魚を揚げたやつとバナナを揚げたものがメインで、ご飯とサラダと豆。
バナナを、、揚げる、、?
まぁいいか。
しかし適当にしてはだいぶ当たり🎯
ご飯を食べ終えるともうすっかり夜。
メルセー教会という教会。
サンホセでは街中にひょこっと教会があったりしますね。お城みたい。
街を歩いてみて・・・
街は活気が溢れていてどこからともかく音楽や人々の話し声が聞こえてきます。
そして街の人の笑顔が素敵!
なにかとニコッて笑いかけてくる。なんだよ、最高かよ。
昔ながらのお店と外資系の新しいチェーン店が街中に融合してて、
先進国への階段を一歩一歩登って行っているなという印象。
豊かになるのはいいことだけど、コスタリカならではの
のんびりしてて
デジタル音ではなく
人々の声が街に響き渡る独特の雰囲気は
どうか保ったまま成長していってほしいと切に祈った。
これは難しい問題だけども、、。
そしてコスタリカは都市の発展とともに
地域の人々との経済格差も問題になってきている。
経済の成長によって物価が上がり都市部の人の賃金も上がる。
しかし地方の人はその成長に置いて行かれて物価高に苦しみ貧困に陥ってしまう。
聞くところによるとその影響で最近は街にホームレスが増えたとか、、。
発展と格差は表裏一体で切っても切り離せない問題なのだと現地の人も言っていた。
中米の楽園と呼ばれているコスタリカだけど、
それは目に見える部分だけの話で
一部の富裕層の人々にとって楽園だけど
私たちの見えていない部分は実は楽園ではないのかもしれない。
このように初日は首都サンホセを観光しながら独特な雰囲気に身を包み、
ゆっくりとコスタリカについて考えた1日でした。